
新卒で入社したのに辞めるなんて家族に顔向けできないし、会社にも悪い・・・という考えでした
もう4年経つのか、そう思いながらこの記事を書いております。神山と申します。
タイトルにあるように私は新卒で就職した半導体製造会社の総合職を1か月未満で退職した人間です。
顛末を書いていきます

まじめな家庭で育ち、何の抵抗もせずにそのまま、大学に入学しました。
特にやりたい事、勉強したい事が無かったので、学科を偏差値とかイメージで理学部を選び
だらだらと大学生活を送り、気づけば4年生。
親「就活頑張ってるかぁ~」 私「え?まだいいっしょ」 親「は???????」
周りの雰囲気から何となく焦りだし、おっそい就活を開始。価値観というのは不思議なものでコロコロ変わる。初めは給料を最優先で、と思ったら次は勤務地、次は職種。結局何がしたいんだって自分でも謎でした。今思えば、働きたくなかったのかな~なんて
就職するのが中々大変な時代だったので内定を頂くのに数十社受け、ようやく就職したのが日系の大きな会社。
私は会社生活に対して楽観的でなんの気負いもせずに愛知から茨城まで口笛吹きながら引っ越した。
内定式があり同期の子と飲んだりして、研修がスタートした。
デカいビルに入る時は自尊心が満たされていた。 しかし
通勤10日目ぐらいだっただろうか、だんだん「あれなんか違くね」と感じだした。
あれほど新しい人生に楽しみを抱いていたのに・・あれ・・なんだこれ。・・・・・つまらん。
月曜、火曜、水曜、、、もういいんだけど。 土曜、日曜、、あれ、やりたい事全然出来ないぞぉ。。
そうして、これが何十年と続くのかという負の気持ちに包まれていった。
最初の研修は実習というか観察が仕事だった。クリーンルームでの業務である。
まず装備を変える。デカい長靴、つなぎになっているクリーンスーツ、帽子2枚重ね、手袋、マスク、ゴーグル。これは割とすぐ慣れたのだが(髪が死ぬ以外は)、問題は研修内容だった。
突っ立ってライン作業を見る。8時間待つ。はい、帰る。 こんな日々だった。
楽そう?・・・んなわけあるかい! 勉強する事がほとんど無いのだ。つまり暇。無。
私「ふぅ~1時間ぐらい経ったかな?」→時計を見る→ 時計「10分やで」
十日こんなことしていた為、ニューロンが数万単位でなくなっている実感があった。
もちろん、初めの数日は”仕事頑張るぞ~”でしたよ。
そのあとは 脳内で作曲したり、小説書いたりに変わりました。
さらに、追い打ちをかけたのが同じく実習していた男A。
彼は簡単に言えば発達障害者だった。社会人の発達障害について
突っ立ってるだけなのに、ヤツ(彼)の一挙手一投足に虫唾が走る。そんな感じだ。(伝われ)
私がメモ帳を出せば、ヤツもメモ帳を出す。
私が動けば、ヤツはすぐ後ろを付いてくる。(マジで怖い)
出来るだけ視界に入れないように体の向きを変えるが、ヤツは視界に入ってくる(うぜぇ)
ただでさえうるさい工場の中、日本人にも難解な日本語リスニングを出題してくるヤツと関わる作業者は可哀そうだった。
差別とか以前の問題で、私は小学校で発達障害者にビッグなトラウマを植えられた経験がある。
そのため結構、精神にキてしまったのだ。この偏見は不可逆性を持つから咎めないでほしい。
当時、非常に参っていた。漫画MAJORさながらの不動直立訓練が永遠に続くと考え出した。
・・・”こりゃあやってられん!!!!!”
10日で働く気が完全に失せてしまっていた。
こうなればもう、辞める辞めないではなく、いつ辞める?明日?という思考になる(私だけ?)
辞める事しか考えてなかった。
辞める段取りについては様々な道順があるわけで、お金の面でかなり異なってくる。
当サイトではその点も紹介しています。
少なくとも私のように貯金もないのに飛び出すように退職するのはオススメしない。
そうして人生最大の勇気を出して非常事態用の個人メールを駆使してカチョーにメールした。
私「今月で退職します」
カチョー「一度、話をしませんか?」
カチョーは無口でも知慮に優れた人だった。朝出勤すると、真っ先に何も言わず会議室に案内された。
未来に漠然と恐怖している事、働く気が消えた事を下向いて話したような気がする。
何が嫌って会社に迷惑をかける事が嫌だった。だから、どうせ辞めるなら早いうちに・・・という強迫観念もあったわけです。
カチョーすみません・・・もう無理です・・(泣 人に初めて打ち明けると最後は”悔しさ”だけが残った。
カチョーも似た経験をしたらしく、
「君には他に選択肢があるんだろ?幸せじゃないか」と言われた。
最後のやり取りは鮮明に残っていやがる。
”大変な迷惑をかけて、申し訳ない気持ちでいっぱいです”
”わかった。元気でな。” うぅ・・・私はなんてみっともないんだろ・・・
結局、あの違和感の正体は掴めないまま、仕事しないと生きられないんで転職した。
2日目で辞めた。(NEW RECORD)
次、転職→辞めた。(8か月)
次、(以下略)
3回ぐらい転職していると、続くか、続かないかすぐ分かるようになるのだ!
この時点で生き方を変えなければいけないと理解した。(遅いがな
インバウンド業務と呼ばれる、電話を待つアルバイトが一番長く続いた(3年)。
アルバイトをしながら続けたのはパソコン関係のブログだった。勉強しながら内容をまとめて記事を書いていた。
そのサイトは、月10万程度の収入となっている。サボらずに続けてきてよかったと本当に思う。そういう感じで現在に至り、このサイトも運営を開始しました。
人の性格という事だろうか私の場合は愛猫と一緒の時間を過ごすという生き方しか選択できなかったわけで私にはサラリーウーマンなど絶対にできなかった。
何が言いたいかというと、人は向き不向きがあるということだ。
新卒で”なんか違うなぁ”と苦悩している人は多いはず。まずはその正体を突き止めるべきだと思う。
起きるのが嫌、家にいたい、拘束されたくない、つまらない、給料が見合わない、、、いろいろある。
研修中で本来と異なる業務をしている人は我慢の時間だと普通は考えるが。私は辞めたぞ。
今の時代、生き方はネットの方が沢山転がっているんじゃないかって感じている。
私の場合はサイト運営、イラスト・小説作成、ポイントサイトという収入源があるし、数え切れないほど方法はある。でも勘違いして欲しくない事がある。

自由に生きるための戦いは始まっている。
ネットで稼ぐ方が楽だから今の仕事を辞めろという主張を展開する気はありません。(重要) だからといって人を選ぶ世界でもないのだが。
だからこそ一人ひとりの状況を考えてアドバイスになるサイトを作り上げたい所存です。
後半では、辞めたい気持ちの分析と時間の使い方についてお話します。
後半に続く
https://neet-kamiyama.com/?p=16
何人も貶める意図はございません。
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