旧暦 三国時代編ー1

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仮想戦記小説

世界観は史実で例えるなら中国紀元500年またはローマ紀元1000年程度の文明と考えてもらえれば都合がよい。シンプルな円形の大陸で物語は紡がれる。戦士と呼ばれる兵士たちが台頭によって大陸中で革命が巻き起こる前、省という少し小さな国では野心と奇跡に恵まれた貴族たちがいた。彼らが後の大国、省国を導く者であり、破滅の道化でもある。

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時は進み、三国時代と呼ばれる”省”、”連”、”巍”の3つの大国が大陸東で覇権を争う時代になっていた。

三国に囲まれたスイレン地方は長い間、多くの諸侯らが小さな勢力を争う状況が続いており、諸方が連邦制のような体制をとっていた。三帝の隠居後、絶対的な武力と戦士創造に長けたセンキという男が列強の支配を受け入れざるを得ない立場にいたスイレン諸侯たちを導いた。こうして連や巍が食い尽くすかに思われたスイレン地方は自治を続けられている。

悲惨な争いが続いていた。連と巍がセンキらが不安定な内政状況であることに付け込んで、宣戦布告せずに、傭兵や義勇軍の戦士部隊を次々に投入していた。センキ軍や連軍など関係なく同士討ちすら起こる戦場と化していた。そんな中だが、センキが直接創り上げた100人の騎馬戦士部隊が戦地を平定していた。通称銀翼隊、短期間で高い質の戦士を作り出せるのはセンキぐらいであった。彼らの活躍もあり、省との戦争に疲弊していた連国はこの地方への干渉を諦めたのであった。連と巍が直接攻撃しなかったのはセンキ軍をみくびっていたわけではなく、逆にリスクを恐れていたからであった。スイレンを手に入れられるかどうかは彼らであっても未知数と評価していた。

しかし、巍は民族的繋がりのある人口の多いスイレン地方を手中に収めることを第一目標とし、攻勢を強めていた。センキ軍の想像以上の抵抗とスイレン諸侯らの団結を受けて、巍軍は省国国境に第二軍のみを置いて、第一軍とオウキン軍から暗殺隊編成を進めた。

省国は連との戦争によって多くの猛将を失い、かつ蒸や南との争いが大きな負担となっていた。その中で、連や巍が勢力を広げることを恐れ、センキの外交役であったネイキという女を伝いセンキを国として認め、彼らの権利を保証した。
省国からの支援を受け、結束を強めるセンキと大勢力を投入してでも奪い取ろうとする巍軍の一騎打ちの形相を呈していった。

巍軍では対省の敗戦を経験し、国軍統一化を急速に進めていた。特に顕著に表れたのがオウキンという武人としての誉れ泣き行為によって収監されていた戦士に昇進する機会を与えたことである。オウキンはその武力と将軍としての才覚をもって内争や西国境の平定の僅かな闘いの記録だけで力を巍の朝廷に誇示した。巍軍は強い将軍を求めており、オウキンに頼るしかなかった。こうして巍朝廷は軍の最高権限を持つ”巍朝大鳳”の称号を彼に与えた。

巍軍は省国国境の第二軍以外のすべての軍隊、第一軍とオウキン軍を投入しスイレンの長期制圧を開始する。巍とセンキの開戦後、スイレン地方最大の都市群キーヴで初めての戦いが興った。巍軍総勢11万とセンキ軍2万弱の戦いである。センキ側も省国の情報提供により準備を進めており、統領センキ、銀翼隊をはじめとして直属の精鋭は全てキーヴに展開していた。

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以上が三帝時代を経て三国時代に入る世界の概要である。大陸の西でも異なる野望が形作られていることは言うまでもない。

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